「直江山城守兼続と白布温泉の火縄銃製造」
〜現地責任者宍戸家の覚書より〜
白布温泉「東屋」第38代館主 宍戸 康裕
4 上杉軍の評判
この度の放映に合わせて白布温泉(白布森の館)では、「鉄炮鍛造資料展」を国立歴史民俗博物館名誉教授宇田川武久氏監修の下に開催されました。
・前期(平成21年4月24日~9月24日)
「上杉景勝公と直江兼続の時代」
・後期(平成21年9月25日~平成22年1月17日)
「景勝公と兼続時代の鉄炮及び幕末の鉄炮」

鉄砲展示会場(白布森の館)
この展示で上杉家は徳川家に勝るとも劣らない鉄炮重視の軍団を養成していたことが明らかになりました。特に、直江兼続は各地の鉄炮を研究させた上、上杉雷筒の名の大掛かりな炮まで製造し、全国の大名達に驚かれ、且つ、怖がられた大阪の陣での上杉軍の活躍も自分の責任で造った鉄炮を使ってのことでした。
とにかく、上杉軍が最高に高揚した時代だったといえると思いますし、また、その一翼を白布高湯も担っていたのだと考えるだけで興奮を禁じ得ません。
第2章「山の湯宿の開湯と手続き ~今に伝わる裏ばなし~」(1)温泉開湯のいきさつへつづく